《デザイン》
正面から見て襟の開きが水平(ホリゾンタル)に見えるデザインです。
ネック周りを軽やかに見せることのできる襟型で、ネクタイのノットを大きく見せることができます。
ふんわりとした襟のロールが特長で、ジャケットを着た時に襟先が跳ねずに、ラペルの内側に収まるようなパターンで仕立てています。
フロント部分はカジュアルな前立て仕様ではなく、ドレスシャツと同じくすっきりとした三つ折り仕立てにしてあります。
《素材》
〔カルロ・バセッティ〕社による、密度のあるキメ細やかな表情のダンガリーを使用し仕立てた、セミホリゾンタルカラーのダンガリーシャツです。
たてよこ50番単糸のスーピマコットンを使用し織り上げた、ドレスシャツクラスの薄さと軽さを備えたコットンストレッチダンガリーです。
スーピマコットンとは、しなやかで柔らかい肌触りが特長で、繊維長が長いため、糸の継ぎ目が少なくなり、その結果均一性が生まれ、光沢と耐久性も生まれます。
綿の毛羽も少なくなるため、染色ムラも無く、非常に美しい色合いに仕上がります。
繊維の奥までしっかり染まるので発色性が高く、今回のダンガリーのようなカジュアルな素材でもドレッシーな表情を持つのが特長です。
1875年設立のCARLO BASSETTI(カルロバセッティ)社は、イタリア北西部ロンバルディア州とビエモンテ州を跨いだ5、000m2にもおよぶ自社敷地内で生地を生産している、現在イタリア国内では最大規線のシャツ生地メーカーです。
目の肥えたイタリア国内消費向けが殆どであったものが、その品質の良さから、ここ数年で海外向けに展開されるようになったテキスタイルメーカーです。