LAUTREAMONT Naoko Okusa × Yoshiko Kris-Webb | 大人のための高感度ファッション通販タカシマヤファッションスクエア

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生きることを情熱的に謳歌する女性を高める大草直子さんによるスタイリング企画Vol.01。
服を着るのは、モデル、コラムニスト、そして母としての顔を持つクリス-ウェブ佳子さん。
９つのルックをどう捉えたか、彼女自身の言葉で綴ります。

シンプルなドレスは、アクセサリーで着飾るのでなく、アティチュード（立ち居振る舞い）で着こなそう。大切なのは何を着るかではなく、どう着るか、どう自分をポートレイトするかということだと思うから。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - ニットと布帛の異素材をドッキングしたワンピースは、一枚でサマになる時短ワンピース。合わせる小物次第で、カジュアルにもきれい目にも変化してくれるのがこのワンピースの魅力。様々なシーンに対応してくれます。［大草直子］

DRESS 29000

イエロー、オレンジ、レッド、時にはピンクも。太陽の色を着ましょう。自身の気持ちが華やぐだけでなく、周りの気持ちもパッと明るくなるものです。色の魔法を信じましょう。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - 色×色の組み合わせも、旬カラー、そして少しグレイッシュな色同士だから上品に、そして落ち着いた雰囲気で着こなすことができます。リーンなシルエットのスカートは4シーズン着回せる優秀さも魅力。［大草直子］

KNIT 15000

SKIRT 19000

少し肌寒くなったなら、いつもの装いにウィンドブレーカーを羽織りましょう。一気に今年の雰囲気をまとうことができるから。トレンドとはそういうものです。身につけるものではなく、まとうもの。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - ストリートなコートとエレガントなスカート。この一見正反対のテイストを合わせるのがスタイリングの鍵に。強さと繊細さが同居する装いは、女性だからこそ楽しめるスタイルでもあります。そのギャップを楽しんで。［大草直子］

モデル左の極薄インナーと、モデル右のコートがセットに。肌寒い日は2つ一緒に。別々で雰囲気を変えて楽しんでも。

COAT 46000

SKIRT 21000

シンプルでくつろぎある装いのなかにも、清らかさを忘れずに。例えば、時間と場所を他人と共有するフライトの時なども。装うとは、つまり周りの人への配慮でもあるのです。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - トープ、真珠色、カフェラテ色。秋の繊細な色を集めた着こなし。素材感を少しずつ変えて、注意深く積み重ねてみると、美しいグラデーションになり、とてもクラシカルで上品な雰囲気が高まります。［大草直子］

KNIT 27000

BLOUSE 17000

PANTS 18000

CHANEL（シャネル）の創業者ココ・シャネルは言いました。「黒には全てがある。白も同じ。その美しさは絶対的だ」と。全身を黒で、または白でまとめた時の独特の緊張感、それに勝るものはありません。［クリス-ウェブ佳子]
STYLE POINT - 黒のニットアップは縦のラインを強調してくれる、最強のスタイルアップアイテム。細長く使ったスカーフでより、シャープさが際立ちます。黒と茶の色合わせは、最高のエレガンスと知性を感じさせます。［大草直子］

自然界を代表する色、大地の色ブラウン。ブラウンには安らぎと信頼、そして親しみやすさを与える力があります。だから私は、フォーマルな場にネイビーではなくブラウンを選びます。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - 永遠に大好きなニットとプリーツスカートのトラッドスタイルを今っぽく、金糸の入ったニット＆透ける素材のチェックでアップデート。ポジティブで活動的な女性像を、真っ白なスニーカーに託して。［大草直子］

KNIT 18000

SKIRT 19000

女らしさとは、見え隠れするなかにこそ生まれるもの。あからさまな露出はいらない。オーバーサイズのシャツに透けて見えるしなやかな所作。そう、所作の美しい人は艶っぽい。［クリス-ウェブ佳子]
STYLE POINT - 小さな襟とアコーディオンのように広がるシルエットで、女性らしく着られるシャツ。メンズライクなストライプシャツも、ちょっとしたラインの取り方でイメージががらりと変わります。パンツと合わせると好バランス。［大草直子］

SHIRT 21000

派手に着飾ることで自分を誇示していたのは昔の話。デニムとシャツとシンプルなコート。自分の定番を知っているという自信。それだけで十分。自信をまとえば、それで十分。［クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - 肌に溶けるようなとろみシャツのボタンを留め、ノーカラーのチェスターコートと。ソフトな素材を重ね、淡いカラーを取り入れると、優しく、フェミニンな印象もプラスされます。［大草直子］

COAT 36000

SHIRT 21000

DENIM 参考商品

身体をなぞるような完璧なシルエットより、緩やかさのなかで時々ひろわれるボディライン。隙のない装いよりも隙のある装い。そんな不完全な完璧さにとても色気を感じます。[クリス-ウェブ佳子］
STYLE POINT - 男前で女前なシャツ。深いネイビーに白のボタン——このシンプルなコントラストが、顔立ちをはっきり見せてくれます。こんなノーブルな装いには、デニムやパールの組み合わせが、とてもよく似合います。［大草直子］

SHIRT 21000

PANTS 19000

大草直子

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社（現ハースト婦人画報社）入社。編集者としてのキャリアを積んだ後に独立。雑誌やカタログを中心にスタイリスト、ウェブマガジン「mi-mollet（ミモレ）」のコンセプトエディターとして活動し、今年7月には個人メディア「AMARC（アマーク）」をスタート。「大草直子のSTYLING&IDEA」（講談社）など著書も多数。3児の母
クリスウェブ佳子

1979年生まれ。雑誌「VERY」（光文社）専属モデルとして活躍するほか、コラムニストとしても活動。バイヤー、PRなど幅広い職業経験によって培われた見識の広さが話題となり、ラジオ番組やトークショーなどにも多数出演。著書に、エッセイ集「考える女（ひと）」（光文社）、「TRIP with KIDS -こありっぷ-」（講談社）。2児の母で長女は女優として活躍中。